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「白羽」の意味と読み方とは?ヒントは「鳥の羽」

2024年5月1日

ナヤミィ

白羽って、なんと読むのかな??

フクロウ

「白羽」はね、「しらは」と読むんだよ。

白羽しらはの意味

矢の羽の白いもの。ふつう、タカの羽を用いる。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

白羽しらははここに注意

しろ」ではありませんので、間違えないように注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★☆☆☆☆

読み書きがとてもカンタンなため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「白羽しらは」の意味は、矢の羽が白い物のことなんだね。

ナヤミィ

ことわざでも聞いたことがあるような・・・。でも、そんな意味だったかな?

フクロウ

それは俗説ぞくせつ、つまり根拠こんきょも無く言い伝えられている話から来ているみたいだよ!


白羽しらは」の「しら」は他に「はく・びゃく・しろ・しろい・あきらか・もうす・せりふ」とも読みます。意味は、

  • 白い。白衣はくい」など
  • きよい。汚れていない。「潔白けっぱく」など
  • あかるい。はっきりしている。「明白めいはく」など
  • ありのまま言う。もうす。「白状はくじょう」など
  • さかずき。「挙白きょはく」など
  • せりふ「科白かはく

となっています。他に、99歳の意味で白寿はくじゅにも使われていますよね。

」は他に「う・はね」と読みます。意味は、

  • はね。羽毛うもう」など
  • 出羽でわの国の略。「奥羽おうう」など
  • 鳥などを数える語。

となっています。「」は、前に来る音によって「わ・ば・ぱ」になるようです。(一羽いちわ三羽さんば六羽ろっぱなど)

白鷹しらたかの白い羽が使われている、弓道の矢をイメージして「白羽しらはと覚えておきましょう!

ちなみに、よく聞く「白羽しらはの矢が立つ」というのは多くの人の中から選ばれる、という意味ですよね。

これは生贄いけにえを求める神が、対象とする少女の住む家の屋根やね白羽しらはの矢を目印として立てた、という俗説ぞくせつから来ています。

ここから、多くの中から犠牲者ぎせいしゃとして選ばれるという意味で使われているんですね。

現代では特別であったり代表として、良い意味でも使われています。

白羽しらはの矢が当たる、と言う人も少しいるようですが、こちらは本来の言い方では無いそうなので一応正しい使い方を覚えておきたいですね!😄

たかという、熱心に獲物えものを狙うするどい目つきという意味の言葉があります。

ここから、生贄いけにえを求めるように白鷹しらたかがただ1人の獲物えものに狙いを定めているイメージで「白羽しらはを覚えてみることもできそうですね。🧐

しら」は、頭蓋骨ずがいこつや日光、どんぐりの実を描いたものから成り立っているとのこと。

」は、鳥の2つのつばさから成り立ったそうですよ。🪶

漢字はどちらも覚えやすいですね!

フクロウ

矢を向けるように、狙いを定めている生き物は・・・。

白羽の覚え方イメージ
矢に付いているんですね。

この言葉、どう使う?

  • 彼はその白羽しらはの矢一本のみで、みごと的に命中させて見せた。
  • まさか僕に、白羽しらはの矢が立つなんてな。
  • 白羽しらはの矢が立つのは栄誉えいよ心得こころえよ。

白羽しらは」の類語

矢についた羽、という意味の言葉が似ていますね。

  • 矢羽根やばね・・・矢につける鳥の羽のこと。
  • 羽根はね・・・矢につけた羽毛うもうのこと。

同じ読み方の熟語👀

  • 白刃しらは・・・さやから抜いた刀のこと。
  • 白歯しらは・・・白い歯のこと。また、むかし歯を黒くめた既婚の女性に対して、未婚の女性のこと。

白羽しらは」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 白羽しらはつ・・・人身御供ひとみごくうを求める神が、対象の少女の家の屋根に白羽しらはの矢を立てるという話から、多くの中から選びだされること。
ナヤミィ

熱心に探して見逃さないたかの羽が使われているなら、この矢も外れることは無さそうだね!

フクロウ

由来ゆらいもしっかり覚えておこう!

まとめ

白羽しらは」は、矢の羽が白い物のことなんですね。

白鷹しらたかの白い羽が使われている、矢をイメージして覚えておきましょう!

また、たまに「白羽しらはの矢が立つ」という言葉を耳にすると思いますが、これは多くの人の中から選ばれる意味ですよね。

これは生贄いけにえを求める神が、対象の少女の家の屋根やね白羽しらはの矢を目印として立てた、という俗説ぞくせつから来ているみたいなんです。

これが転じて、多くの中から犠牲者ぎせいしゃとして選ばれるという意味で使われるようになりました。

今では特別や代表として、良い意味でも使われていますね。

白羽しらはの矢が当たる、ですと本来の言い方では無いそうです。正しい使い方を覚えておきたいですね!😄

たかという、熱心に何かを狙うするどい目つきという意味の言葉があります。

ここから、人身御供ひとみごくうを求めるように白鷹しらたか獲物えものに狙いを定めているイメージで覚えることもできそうですね。🧐

しら」は、頭蓋骨ずがいこつやどんぐりの実から成り立っているそうです。

」は、鳥の2つのつばさから成り立っていますよ。

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Posted by 管理人