「白羽」の意味と読み方とは?ヒントは「鳥の羽」
白羽って、なんと読むのかな??
「白羽」はね、「しらは」と読むんだよ。
白羽の意味
矢の羽の白いもの。ふつう、タカの羽を用いる。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
白羽はここに注意
「白」ではありませんので、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★☆☆☆☆
読み書きがとてもカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「白羽」の意味は、矢の羽が白い物のことなんだね。
ことわざでも聞いたことがあるような・・・。でも、そんな意味だったかな?
それは俗説、つまり根拠も無く言い伝えられている話から来ているみたいだよ!
「白羽」の「白」は他に「はく・びゃく・しろ・白い・白らか・白す・せりふ」とも読みます。意味は、
- 白い。「白衣」など
- きよい。汚れていない。「潔白」など
- あかるい。はっきりしている。「明白」など
- ありのまま言う。もうす。「白状」など
- さかずき。「挙白」など
- せりふ「科白」
となっています。他に、99歳の意味で白寿にも使われていますよね。
「羽」は他に「う・はね」と読みます。意味は、
- はね。「羽毛」など
- 出羽の国の略。「奥羽」など
- 鳥などを数える語。
となっています。「羽」は、前に来る音によって「わ・ば・ぱ」になるようです。(一羽、三羽、六羽など)
白鷹の白い羽が使われている、弓道の矢をイメージして「白羽」と覚えておきましょう!
ちなみに、よく聞く「白羽の矢が立つ」というのは多くの人の中から選ばれる、という意味ですよね。
これは生贄を求める神が、対象とする少女の住む家の屋根に白羽の矢を目印として立てた、という俗説から来ています。
ここから、多くの中から犠牲者として選ばれるという意味で使われているんですね。
現代では特別であったり代表として、良い意味でも使われています。
白羽の矢が当たる、と言う人も少しいるようですが、こちらは本来の言い方では無いそうなので一応正しい使い方を覚えておきたいですね!😄
鷹の目という、熱心に獲物を狙う鋭い目つきという意味の言葉があります。
ここから、生贄を求めるように白鷹がただ1人の獲物に狙いを定めているイメージで「白羽」を覚えてみることもできそうですね。🧐
「白」は、頭蓋骨や日光、どんぐりの実を描いたものから成り立っているとのこと。
「羽」は、鳥の2つの翼から成り立ったそうですよ。🪶
漢字はどちらも覚えやすいですね!
矢を向けるように、狙いを定めている生き物は・・・。
この言葉、どう使う?
- 彼はその白羽の矢一本のみで、みごと的に命中させて見せた。
- まさか僕に、白羽の矢が立つなんてな。
- 白羽の矢が立つのは栄誉と心得よ。
「白羽」の類語
矢についた羽、という意味の言葉が似ていますね。
- 矢羽根・・・矢につける鳥の羽のこと。
- 羽根・・・矢につけた羽毛のこと。
同じ読み方の熟語👀
- 白刃・・・鞘から抜いた刀のこと。
- 白歯・・・白い歯のこと。また、むかし歯を黒く染めた既婚の女性に対して、未婚の女性のこと。
「白羽」の熟語・ことわざ・慣用句
- 白羽の矢が立つ・・・人身御供を求める神が、対象の少女の家の屋根に白羽の矢を立てるという話から、多くの中から選びだされること。
熱心に探して見逃さない鷹の羽が使われているなら、この矢も外れることは無さそうだね!
由来もしっかり覚えておこう!
まとめ
「白羽」は、矢の羽が白い物のことなんですね。
白鷹の白い羽が使われている、矢をイメージして覚えておきましょう!
また、たまに「白羽の矢が立つ」という言葉を耳にすると思いますが、これは多くの人の中から選ばれる意味ですよね。
これは生贄を求める神が、対象の少女の家の屋根に白羽の矢を目印として立てた、という俗説から来ているみたいなんです。
これが転じて、多くの中から犠牲者として選ばれるという意味で使われるようになりました。
今では特別や代表として、良い意味でも使われていますね。
白羽の矢が当たる、ですと本来の言い方では無いそうです。正しい使い方を覚えておきたいですね!😄
鷹の目という、熱心に何かを狙う鋭い目つきという意味の言葉があります。
ここから、人身御供を求めるように白鷹が獲物に狙いを定めているイメージで覚えることもできそうですね。🧐
「白」は、頭蓋骨やどんぐりの実から成り立っているそうです。
「羽」は、鳥の2つの翼から成り立っていますよ。