「犀利」の意味と読み方とは?ヒントは「サイ」

犀利って、なんと読むのかな??

「犀利」はね、「さいり」と読むんだよ。
犀利の意味
[形動][文][ナリ]《「犀」は堅く鋭い意》
1 刃物などの、堅くて鋭いさま。「犀利な小刀」「犀利な武器」
2 才知が鋭く、物を見る目が正確であるさま。「犀利な洞察力」「犀利な感覚」「明敏犀利」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
犀利はここに注意
「犀」は準1級の漢字なので、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「犀」の読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「犀利」の意味は、刃物などが堅くて鋭かったり、物を見る目が正確であるさまなんだね。

なんだか、危なそうな意味もあるなぁ・・・。

「犀」に、堅く鋭いものがあるからね。
「犀利」の「犀」は他に「せい・犀い・犀い」とも読みます。意味は、
- サイ。「犀角」など
- するどい。かたい。「犀利」
となっています。動物のサイの意味があるのですね。🦏
「利」は他に「利く・利い・利し・利い」とも読みます。意味は、
- するどい。よく切れる。「鋭利」など
- すばやい。かしこい。「利発」など
- 都合がいい。「有利」など
- もうけ。「利潤」など
- ききめがある。
- 梵語などの音訳字。「舎利」など
となっています。頭の回転が速い人を、頭が切れる人とも言いますよね。かしこいわけです。
動物のサイが持つツノのように堅く鋭いモノや、それぐらい才知が鋭いため物を見る目が正確であるイメージで「犀利」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
サイなので、今回は「犀」の読み方を採用しておきましょう。
「犀」の部首は「牛」で、牛の種類や牛に似た動物などに関する字に主に使われますね。
「牛」と「尾」から来ているそうですが、本字は「尸」と「辛」で、これはキバが鋭いことを意味するそうですよ。
実は、「遅」の旧字の「遲」にも「犀」が入っています。
のっそりとした動物の代表として考えられていたそうですよ。
キバのような角があり、しっぽもあるのっそりとした動物からサイをイメージして「犀」を覚えてはいかがでしょうか?🦏
「利」は部首である「りっとう」に、「禾」となっています。
「りっとう」は刃物などに関する字に主に使われ、「禾」は穀物の総称や穀物の穂先にある細い毛の意味を持つとのこと。
穀物を栽培するのに、するどい刃物のようなものがあれば土を耕すこともやりやすくなりますよね。🧐
そこから、役に立つとして「利」が成り立ったと言われています。

鋭いということが、大事なんだね。

この言葉、どう使う?
- 彼の犀利な意見は、会議の空気を一変させた。
- そのコラムには、社会の本質を突いた犀利な批評がちりばめられている。
- やつの持つ犀利な武器には、注意した方がいい。
「犀利」の類語
刃物などが堅くて鋭かったり、才知が鋭く物を見る目が正確であるという意味の言葉が似ていますね。
- 穎悟・・・才知がすぐれ、悟りの早いこと。
- 英明・・・すぐれて賢いこと。
- 慧敏・・・利口で反応が素早いこと。

なるほど、サイを漢字で書くと「犀」なのか。

しかも、サイは皮膚があらゆる動物の中でも最硬と言われるんだ。
まとめ
「犀利」は刃物などが堅くて鋭かったり、物を見る目が正確であるさまなんですね。
動物のサイが持つツノのように堅く鋭いモノや、それぐらい才知が鋭いため物を見る目が正確であるイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
サイなので、今回は「犀」の読み方を使いましょう。
「犀」の部首は「牛」で、牛に似た動物などに関する字に主に使われますね。
「牛」と「尾」から来ているそうですが、本字は「尸」と「辛」で、これはキバが鋭いことを意味するとのこと。
実は、「遅」の旧字の「遲」には「犀」が入っています。
のっそりとした動物の代表として考えられていたとのこと。
キバのような角があり、しっぽもあるのっそりとした動物からサイをイメージして覚えてはいかがでしょうか?🦏
「利」は部首の「りっとう」に、「禾」です。
「りっとう」は刃物などに関する字に主に使われ、「禾」は穀物の総称などの意味を持つそうですね。
穀物を栽培するため、するどい刃物のようなものがあれば土も耕しやすくなりそうです。🧐
そこから、役に立つとして成り立ったと言われていますよ。













