「輿地」の意味と読み方とは?ヒントは「万物」

輿地って、なんと読むのかな??

「輿地」はね、「よち」と読むんだよ。
輿地の意味
《万物をのせている輿
の意》地球。大地。全世界。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
輿地はここに注意
「輿」は準1級の漢字なので、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「輿」の読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「輿地」の意味は、地球全体のことなんだね。

「輿」は、万物をのせているの・・・?

万物をのせる台の意味もあるみたいだよ。
「輿地」の「輿」は他に「輿い・くるま・こし・輿せる」とも読みます。意味は、
- 大勢。「輿論」など
- くるま。
- 人やものをのせる。
- 万物をのせる台。転じて、大地。「坤輿」など
- 物事のはじまり。
- 召し使い。
となっています。「車」が使われている点に、注意しておきましょう。
「地」は他に「じ・つち・ところ」とも読みますよね。意味は、
- 大地。「陸地」など
- 特定の土地。「領地」など
- 身分、立場。「地位」など
- 本来持つ性質。「地力」など
- その土地。「地酒」など
- 状況。「境地」など
- 語尾につける助辞。「驀地」
となっています。僕たちが立つ、大地のことでもありますよね。
全てのものをのせる大地として、地球をイメージして「輿地」と覚えておきましょう!🌍
「輿」の部首の「車」は、車の種類や名称、状態などに関する字に主に使われますね。
「車」の左右にあるものは、左右の手の指を組み合わせたり物を両手で捧げ持つ意味があるそうです。
ただ、今回は元の漢字よりも間の線が1本ずつ増えているので注意が必要ですよ。
2人が両手で物を持ち上げる象形から、2人以上で担ぐ輿を意味して「輿」が成り立ったと言われています。🧐
「地」は部首である「土」に、「也」となっていますよ。
ここでの「也」は、ヘビの象形のようです。ヘビのようにうねうねと連なる地面を意味して「地」が成り立ったと言われています。

「輿」は、色んなものをのせているんだね。

この言葉、どう使う?
- 彼は広大な輿地に夢を馳せ、まだ見ぬ世界を想像した。
- 地図帳をひらけば、まるで輿地の旅に出たかのようであった。
- 子どもが壁の地図を指さしながら、「この輿地を全部見に行きたい」と言った。
「輿地」の類語
大地、地球全体という意味の言葉が似ていますね。
- 坤輿・・・大地。地球。
- 方輿・・・大地。地球。
- 坤儀・・・大地、地球。また、皇后。
同じ読み方の熟語👀
- 予知・・・何が起こるか、前もって知ること。
- 余地・・・余っている土地のこと。ゆとり、余裕。

そんなに多くのものがのるのかなぁ・・・。

「輿」には大勢という意味もあるから、たくさんのるだろうね。
まとめ
「輿地」は、地球全体のことなんですね。
全てのものをのせる大地として、地球をイメージして覚えておきましょう!🌍
「輿」の部首の「車」は、車の種類や状態などに関する字に主に使われますね。
「車」の左右にあるものは、左右の手の指を組み合わせたり物を両手で捧げ持つ意味を持つとのこと。
ただ、今回は元の漢字よりも間の線が1本ずつ増えています。
2人が両手で物を持ち上げる象形から、2人以上で担ぐ輿を意味して成り立ったと言われていますよ。🧐
「地」は部首の「土」に、「也」です。
ここでの「也」は、ヘビの象形。そこから、うねうねと連なる地面を意味して成り立ったみたいですよ。












