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遺芳(いほう)とは?意味・覚え方を分かりやすく解説!ヒントは「あとまで残る」

2026年3月25日

ナヤミィ

遺芳って、なんと読むのかな??

フクロウ

「遺芳」はね、「いほう」と読むんだよ。

遺芳いほうの意味

《あとまで残る香りの意から》

1 後世に残る名誉・業績。

2 後世に残る筆跡。遺墨。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

遺芳いほうはここに注意

「遺い」にはいろんな意味があるため、使われている物がどれなのかを間違えないように、注意しておきましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

どちらも、読み書きはそこまで難しくないため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「遺芳いほう」の意味は、後世こうせいに残る名誉めいよや筆跡のことなんだね。

ナヤミィ

「遺い」って重苦しいイメージがあったんだけど、よく考えてみたらいろんな意味を持っているね。

フクロウ

そうなんだよ、下で見てみよう。


「遺芳いほう」の「遺い」は他に「ゆい・遺のこす・遺わすれる・遺すてる」とも読みます。意味は、

  • 後にのこる。「遺憾いかん」など
  • 人におくる。「贈遺ぞうい」
  • すてる。「遺棄いき」など
  • 取り残したもの。もれたもの。「補遺ほい」など

となっています。残したり、人におくる意味を持っていることが分かりました。

「芳ほう」は他に「芳かんばしい・芳かおり・芳かぐわしい」とも読みます。意味は、

  • いい香り。「芳醇ほうじゅん」など
  • 良い評判。「遺芳いほう」など
  • 他人の物事に冠して敬意をあらわす語。「芳書ほうしょ」など
  • 花。「衆芳しゅうほう」

となっています。気分がよくなる意味を持っていますね。

優秀な成果をあげたり、すばらしい筆跡などの良い評判が、あとまで残る芳かんばしい香りのように、後世になっても遺のこっているイメージで「遺芳いほう」と覚えておきましょう!

「遺い」の文字には「両手で人にものをおくっている」象形が入っています。

そのため、「人におくる」の意味の他にも、「おくってしまったから無い=すてる」という意味があるようですよ。

漢字自体は「しんにょう」に「貴」がのっています。😀

「しんにょう」は進むことを、「貴」は地位や身分が高いという意味を持っていますね。

偉い人が、進んで物を渡しているイメージもできそうです。

「芳ほう」は部首である「くさかんむり」に、「方ほう」となっています。

「くさかんむり」は、草花やそれで作られたものなどに関する字に主に使われていますね。

「方ほう」は農具のすきの象形で、左右に広がることから、花から広がるいい香りで「芳ほう」が成り立ったと言われています。🌸

フクロウ

良い評判が残っているなら、とても嬉しいね!

遺芳の覚え方イメージ
もしかしたら、いい香りがするかも・・・?

この言葉、どう使う?

  • 遺芳いほうが重要文化財に指定されている。

「遺芳いほう」の類語

あとに遺る名誉や筆跡、という意味の言葉が似ていますね。

  • 遺墨いぼく・・・故人が書き残した書画のこと。
  • 余芳よほう・・・後世に残っている名誉。また、あとまで残る良い香り。

同じ読み方の熟語👀

  • 医方いほう・・・治療の方法のこと。
  • 異邦いほう・・・外国のこと。
  • 移封いほう・・・大名などを、他の領地へ移すこと。
  • 違法いほう・・・法律などにそむくこと。
  • 遺法いほう・・・過去から現代に引き継がれている法などのこと。
  • 移報いほう・・・火災などが発生した際に、火災報知設備などからの信号を、エレベーターなどの管理会社に無線や有線で伝えること。
  • 位袍いほう・・・官位により定められた色の袍ほうのこと。袍ほうとは、衣服の意味がある。
  • 彙報いほう・・・分類別に纏まとめられている報告書のこと。
ナヤミィ

僕も、後に遺のこせるものがあるのかなぁ・・・。

フクロウ

何十年経たっても遺のこるような、良い成果をあげたいね。

まとめ

「遺芳いほう」は、後世こうせいに残る名誉めいよや筆跡のことなんですね。

優秀な成果やすばらしい筆跡などの良い評判が、あとまで残る芳かんばしい香りのように、後世でも遺のこっているイメージで覚えておきましょう!

「遺い」には「両手で人にものをおくっている」象形が入っていますが、「人におくる」の意味の他にも、おくってしまったから無い、つまりすてるという意味があるようですね。

漢字は「しんにょう」に「貴」を乗せてあげましょう。

「しんにょう」は進む意味を、「貴」は地位や身分が高いという意味を持っています。

そこから、偉い人が誰かに進んで物をあげているイメージもできそうですよね。

「芳ほう」は部首の「くさかんむり」に、「方ほう」です。

「くさかんむり」は、草花などに関する字に主に使われていますね。

「方ほう」は農具のすきの象形で左右に広がることから、花から広がるいい香りで成り立ったそうです。🌸