「険隘」の意味と読み方とは?ヒントは「せまい」

険隘って、なんと読むのかな??

「険隘」はね、「けんあい」と読むんだよ。
険隘の意味
[名・形動ナリ]けわしく狭いこと。また、そのような場所や、そのさま。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
険隘はここに注意
「隘」は1級のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「隘」の読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「険隘」の意味は、険しく狭いことなんだね。

「隘」って、どういう意味を持っているんだっけ?

せまいみたいだよ。
「険隘」の「険」は他に「険しい」とも読みますよね。意味は、
- けわしい。山などが高く切り立っているさま。「峻険」など
- 危ないこと。「危険」など
- とげとげしい。腹黒い。「険悪」など
となっています。「嶮」の書きかえとして、用いられるものもあるようです。
「隘」は他に「やく・隘い・隘しい・隘しい・隘がる」とも読みます。意味は、
- せまい。土地にゆとりがない。「隘路」など
- けわしい。「険隘」など
- いやしい。
- ふさがる。
となっています。狭いし塞がっています、道は細そうです。
土地にゆとりがなく、さらに険しくて危ない場所をイメージして「険隘」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
「険」の部首は「こざとへん」で、山がけわしく登りにくいことから成り立った、という話がありますよ。
確かに、それだと危険もたくさんありそうですね。🧐
「隘」は部首である「こざとへん」に、「益」となっています。
部首の「こざとへん」は、丘に関する字に主に使われますね。
「益」は「益」の旧字で、増える、役に立つ、利益などの意味があります。
丘に物があふれており、土地にゆとりが無いイメージで「隘」を覚えてはいかがでしょうか?🧐
あかさたなの「あ」から「ん」で考えてみましょう。
「あ」から「い」だと、近すぎますよね?
そこから、狭くゆとりがない「隘」の読み方を覚えてみても良さそうです。🧐

ただ険しいだけではないみたいだね。

この言葉、どう使う?
- 昔通っていた険隘な道は、いつの間にかなくなっていた。
- 地形の険隘に気づき、別のルートを探すことにした。
- 険隘を突破した先に、美しい湖があった。
同じ読み方の熟語👀
- 兼愛・・・平等に人を愛すること。
- 眷愛・・・情けをかけること。かわいがること。
- 嶮隘・・・険隘と同じ。

狭いってところも、注意しないといけないんだね。

そうだね、だから「隘」をちゃんと覚えておきたい!
まとめ
「険隘」は、険しく狭いことなんですね。
土地にゆとりがなく、さらに険しくて危ない場所をイメージして覚えてはいかがでしょうか?🧐
「険」の部首は「こざとへん」で、山がけわしく登りにくいことから成り立ったとのこと。
確かに、それだと危険も多そうです。🧐
「隘」は部首の「こざとへん」に、「益」です。
部首の「こざとへん」は、丘に関する字で主に見られますね。
「益」は「益」の旧字なので、増える、役に立つなどの意味があります。
丘に物があふれていて、土地にゆとりが無いイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
あかさたなの「あ」から「ん」で考えると、「あ」から「い」は近すぎますよね?
そこから、狭くゆとりがない「隘」の読み方を覚えてみても面白そうです。🧐