「恒心」の意味と読み方とは?ヒントは「正しい」

恒心って、なんと読むのかな??

「恒心」はね、「こうしん」と読むんだよ。
恒心の意味
常に定まっていて変わらない正しい心。ぐらつかない心。→恒産なきものは恒心なし
出典 デジタル大辞泉(小学館)
恒心はここに注意
「恒」の部首に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「恒心」の意味は、常にぐらつかない正しい心のことなんだね。

いつまでも変わらないなんて、難しそう・・・。

強い精神力が必要だね!
「恒心」の「恒」は他に「つね・恒に」とも読みます。意味は、
- いつも変わらない。「恒常」など
となっています。ずっと同じです。
「心」は他に「こころ・うら」とも読みます。意味は、
- こころ。気持ち。「心境」など
- 心臓。「心悸」など
- まんなか。大事な部分。「核心」など
となっています。こころは、心臓にあるイメージがありますよね。
常に同じ方向を向いている心をイメージして「恒心」と覚えておきましょう!🧐
「恒」は部首である「りっしんべん」に、「亘」となっています。
部首の「りっしんべん」は、意志や感情などの心の作用に関する字に主に使われますね。
「亘」はめぐらす、渡る、連なるという意味を持ちます。
一定の方向に常に渡ることから、いつも変わらない心で「恒」が成り立ったと言われていますよ。
「心」は、心臓の象形から成り立ちました。🫀

変わることは決してないよ!

この言葉、どう使う?
- もし恒心がなければ、ここまでたどり着かなかっただろう。
- 恒心がないから、良からぬことをしてしまうのだ。
- 恒心を持つ者は、立派な人物といえる。
同じ読み方の熟語👀
多いので、ここでは7つのみ並べます。
- 貢進・・・みつぎものを奉ること。
- 紅唇・・・赤いくちびる。
- 亢進・・・気持ちや病勢などの物事の度合いが高まること。
- 抗心・・・反抗しようとする心のこと。
- 孝心・・・親孝行しようとする心のこと。
- 交信・・・通信し合うこと。
- 甲申・・・干支のひとつ。
「恒心」の熟語・ことわざ・慣用句
- 恒産恒心・・・一定の財産や職業をもたないと、一定の道徳心や良心を保つことができないことのたとえ。
- 恒産なきものは恒心なし・・・定まった財産や職業がなければ、定まった正しい心を持つことができない。

立派な心を持っているんだね。

なかなか難しいと思うよ。
まとめ
「恒心」は、常にぐらつかない正しい心のことなんですね。
常に同じ方向を向いている心をイメージして覚えておきましょう!🧐
「恒」は部首の「りっしんべん」に、「亘」です。
部首の「りっしんべん」は、心の作用に関する字に主に使われますね。
「亘」はめぐらす、渡る、連なるという意味があるとのこと。
一定の方向に常に渡ることから、いつも変わらない心で成り立ったと言われていますよ。
「心」は、心臓の象形から成り立ったそうです。🫀