「秘笈」の意味と読み方とは?ヒントは「箱」

秘笈って、なんと読むのかな??

「秘笈」はね、「ひきゅう」と読むんだよ。
秘笈の意味
《「笈」は竹製の書箱》書物を秘蔵する箱。また、大切に保存された書物。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
秘笈はここに注意
「笈」は準1級の漢字のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「笈」の読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「秘笈」の意味は、書物を秘蔵する箱であり、大切に保存された書物のことなんだね。

見せたくないものなのかな?

そうかも知れないし、人知でははかりしれないくらい奥深い、大事なものなのかも知れないね。
「秘笈」の「秘」は他に「秘める・秘す・秘か」とも読みます。意味は、
- 人に見られないように隠す。ひめる。「秘匿」など
- 奥が深く、人知でははかり知れない。「秘奥」など
- 通じが悪い。「便秘」
となっています。かくす、とも読めるようですね!
「笈」は他に「おい」とも読みます。意味は、
- おいばこ。荷物や書物を入れて背負う、竹製の箱のこと。「負笈」など
となっています。おいばこは、書物を入れて背負うための箱みたいです。
書物を背負うための箱に、人に見られないように大切に保存された書物をイメージして「秘笈」と覚えておきましょう!📚
「秘」は部首である「禾」に、「必」となっています。
部首の「禾」は、穀物や収穫などに関する字に主に使われているとのこと。
神に生贄をささげるための台の象形、そして右は「必」となっていますが、ここでは「隠す」を意味して「秘」が成り立ったと言われていますよ。
「笈」は、部首である「竹」の「たけかんむり」に、「及」となっています。
「たけかんむり」は、竹の種類や状態などに関する字に主に使われますね。
「及」は達する、行きわたる、及びという意味があります。
人の背に、追いかけるようにして負われたおいを意味して「笈」が成り立ったという話がありますよ。🧐

何に使う箱なのか、イメージしておこう!

同じ読み方の熟語👀
- 飛球・・・飛んでいく打球のこと。
- 匪躬・・・自分の身をかえりみず、主君などのために忠節を尽くすこと。
- 悲泣・・・悲しみ泣くこと。
- 避球・・・ドッジボールのこと。
- 髀臼・・・寛骨の外側にある、大きなくぼみの部分。
- 貔貅・・・古代中国で、飼いならして戦いに用いたという猛獣や、猛獣の形を描いて兵車に立てた旗。また、勇猛な将兵。
- 豼貅・・・上に同じ。

背負って使っている箱なのか。

背負うということは自分のすぐそばにあるということだから、とても大事にしている物が入っているのかも知れないね。
まとめ
「秘笈」は書物を秘蔵する箱であり、大切に保存された書物のことなんですね。
書物を背負うための箱に、人に見られないように大切に保存された書物をイメージして覚えておきましょう!📚
「秘」は部首の「禾」に、「必」です。
部首の「禾」は、穀物や収穫などに関する字に使われるそうですね。
神に生贄をささげるための台の象形と、右は「必」ですが、ここでは「隠す」を意味しているそうです。
「笈」は、部首の「竹」の「たけかんむり」に、「及」です。
「たけかんむり」は、竹の種類などに関する字に主に使われますね。
「及」は達する、行きわたる、及びという意味を持ちます。
人の背に、追いかけるようにして負われたおいを意味して成り立ったという話がありますよ。🧐