「蹶然」の意味と読み方とは？ヒントは「勢い」

2025年9月17日

蹶然けつぜんの意味

［ト・タル］［文］［形動タリ］勢いよく立ち上がるさま。跳ね起きるさま。また、勢いよく行動を起こすさま。「—として席を立つ」

出典　デジタル大辞泉（小学館）

蹶然けつぜんはここに注意

「蹶けつ」は１級の漢字なので、間違えないように注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

「蹶けつ」の読み書きが難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「蹶然けつぜん」の「蹶けつ」は他に「けい・蹶つまずく・蹶たおれる・蹶たつ・蹶すみやか」とも読みます。意味は、

• つまずく。たおれる。「顛蹶てんけつ」など
• たおす。くつがえす。
• はねおきる。「蹶起けっき」など

となっています。「蹶起けっき」の場合、「決起けっき」に置き換えることもできます。

「然ぜん」は他に「ねん・然しかり・然もえる」とも読みます。意味は、

• そのとおり。「当然」など
• 他の語のうしろにつけて、その状態をあらわす時に使う。「蒼然そうぜん」など
• 燃える。

となっています。様子をあらわす時にも使えるそうですね！

ただ起きるのではなく、勢いよく跳ね起きている状態をイメージして「蹶然けつぜん」と覚えておきましょう！🧐

「蹶けつ」は部首である「足」に、「厥けつ」となっています。

部首の「足」は、足の各部分や状態などに関する字に主に使われますね。

「厥けつ」は曲げる、ぬかずく、それなどの意味があるようです。

ぬかずくとは、丁寧にお辞儀をすることですね。

歩きながら腰を曲げてお辞儀をしたら、つまずき転んでしまったイメージで「蹶けつ」を覚えてはいかがでしょうか？🧐

「厥けつ」の中に「欠けつ」があるので、ここから「けつ」の読み方を覚えておきましょう！

「然ぜん」は成り立ちが少し残酷ざんこくなのですが、カンタンに書くといけにえを燃やす、ということから成り立ったようです。

確かに、下が「ひへん」ですね。

上に乗っているのはただの「タ」ではなく、犬も「大」では無いことに注意しておきましょう。

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この言葉、どう使う？

• 彼は、蹶然けつぜんとして席を立った。
• 声をかけると、彼は蹶然けつぜんと立ちあがった。
• 話が終わったとたん、みな蹶然けつぜんとして走り出した。

同じ読み方の熟語👀

• 決然けつぜん・・・思い切ったさま。
• 孑然けつぜん・・・孤独なさま。

まとめ

「蹶然けつぜん」は勢いよく立ち上がったり、行動を起こすさまなんですね。

ただ起きるのではなく、勢いよく跳ね起きている状態をイメージして覚えておきましょう！🧐

「蹶けつ」は部首の「足」に、「厥けつ」です。

部首の「足」は、足の状態などに関する字に主に使われますね。

「厥けつ」は曲げる、ぬかずく、それなどの意味を持ちます。

ぬかずくは、丁寧にお辞儀をすることですね。

歩きながら腰を曲げてお辞儀をしたら、つまずき転んでしまったイメージで覚えてはいかがでしょうか？🧐

「厥けつ」の中に「欠けつ」があるので、ここから読み方を覚えておきましょう！

「然ぜん」はカンタンに書くといけにえを燃やす、ということから成り立ったようです。

下が「ひへん」、上に乗っているのはただの「タ」ではなく、犬も「大」では無い点に注意が必要ですね。