「闊達」の意味と読み方とは?ヒントは「ゆとりがある」

闊達って、なんと読むのかな??

「闊達」はね、「かったつ」と読むんだよ。
闊達の意味
[形動][文][ナリ]度量が広く、小事にこだわらないさま。「—な気性」「自由—」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
闊達はここに注意
「闊」は1級の漢字なので、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
1級の漢字が使われているため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「闊達」の意味は、度量が広く小さいことにこだわらないことなんだね。

心が広いなぁ・・・。

「闊」に、広い意味があるんだよね。
「闊達」の「闊」は他に「かつ・闊い・闊い」と読みます。意味は、
となっています。とっても広そうですね。
「達」は他に「だち・たち・達る・達く・たし」とも読みます。意味は、
- 道がとおる。障りなく通じる。「闊達」など
- 果たす。「到達」など
- 届く。届ける。「配達」など
- 物事によく通じる。「暢達」など
- 通知。「伝達」など
- たち。だち。複数を示す。
となっています。道に関係する意味が多いですよね。
心が広く、道が障りなく通じているように小さなことにこだわらないさまをイメージして「闊達」と覚えておきましょう!🧐
「闊」は、「門」の中に「活」が入っているだけになります。
「活」には勢いがいいといった意味もあるため、勢いがあって元気な門が、人をたくさん通すためにはりきって広いスペースを用意してあげているイメージはいかがでしょうか?🤔
「達」の部首は「しんにょう」で、行くことや進むことなどに関する字に主に使われますね。
中にあるものは「幸」に線が1本追加された物のようですが、これは子羊の意味を持つそうですよ。🐑
両手足を広げた人とヒツジの首の象形で、のびやかに進む意味で「達」が成り立ったという話もあります。🧐

達観しているのかも知れないね。

この言葉、どう使う?
- 彼は闊達な男だと聞いていたが、どうやら今日は違うらしい。
- 彼女は、かつての闊達さを失っていた。
- みんなも、僕みたいに闊達に生きれば良いのになぁ。
「闊達」の類語
心が広く、小さなことにこだわらないという意味の言葉が似ていますね。
- 磊落・・・度量が広く、小さいことにこだわらないこと。
- 開豁・・・心が広く、こせこせしていないさま。
「闊達」の対義語
「闊達」は心が広く、小さいことにこだわらないことなのに対して、こちらは心が狭いことになります。
- 狭量・・・人を受け入れる心が狭いこと。
- 狭隘・・・心が狭いこと。面積などが狭くゆとりがないこと。
同じ読み方の熟語👀
- 豁達・・・闊達と同じ。
「闊達」の熟語・ことわざ・慣用句
- 闊達自在・・・度量が広く、思いのままに行動すること。
- 明朗闊達・・・明るく朗らかで、小さなことにこだわらないさま。
- 明快闊達・・・明るくさっぱりとした性格で、心が広く小さいことにこだわらないこと。
- 高邁闊達・・・他の人よりも優れていて、おおらかなこと。
- 自由闊達・・・心が広くのびのびしていて、物事にこだわらないさま。
- 英邁闊達・・・優れた才能があり、細かいことにこだわらないおおらかな心があること。

僕も、広い心を持ちたいよ。

ゆとりがない人も多いからね、今の時代だとけっこう難しいのかも知れない。
まとめ
「闊達」は、度量が広く小さいことにこだわらないことなんですね。
心が広く、道が障りなく通じているように小さなことにこだわらないさまをイメージして覚えておきましょう!🧐
「闊」は「門」の中に「活」が入っています。
「活」には勢いがいいといった意味もあるため、勢いがある門が、人をたくさん通すためにはりきって広いスペースを用意してあげているイメージも面白そうですよね。🤗
「達」の部首は「しんにょう」で、行くことや進むことなどに関する字に主に使われます。
中にあるものは、「幸」に線が1本追加された物のようですね。
これは、子羊の意味を持つそうです。🐑
両手足を広げた人とヒツジの首の象形で、のびやかに進む意味で成り立ったという話もありますよ。🧐