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「十干」の意味と読み方とは?ヒントは「10」

ナヤミィ

十干って、なんと読むのかな??

フクロウ

「十干」はね、「じっかん」と読むんだよ。

十干じっかんの意味

こうおつへいていこうしんじん
の総称。これに五行
ごぎょう
の木・火・土・金・水を結びつけ、さらにそれぞれ
(陽)と
(陰)を配し、
きのえ

きのと

ひのえ

ひのと

つちのえ

つちのと

かのえ

かのと

みずのえ

みずのと
とよぶ。ふつう十二支と組み合わせて用い、年や日などを表す。→干支
えと
 →恵方

出典 デジタル大辞泉(小学館)

十干じっかんはここに注意

「十」の読み方に、念のため注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

漢字自体は、とてもカンタンなため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「十干じっかん」の意味は、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸こうおつへいていぼきこうしんじんきの総称なんだね。

ナヤミィ

・・・長いなぁ。

フクロウ

五行と組み合わせると、さらにややこしくなるね。


十干じっかん」の「じっ」は他に「じゅう・じゅっ・と・とお」とも読みますよね。意味は、

  • 数の名。
  • じゅう。数の単位。十指じっし」など
  • 十回。
  • 10番目。「十月じゅうがつ」など
  • 数が多い。「十目じゅうもく」など
  • 完全。「十分じゅうぶん」など

となっています。数ですよね。

かん」は他に「す・る・おかす・かかわる・たて・もとめる」とも読みます。意味は、

  • かわかす。「干害かんがい」など
  • 水分がなくなる。「干魃かんばつ」など
  • 道理に反した行いをする。
  • 関与する。「干犯かんはん」など
  • 欲しがる。
  • 身を守る道具。「干戈かんか」など
  • 十干じっかんのこと。干支えと」など

となっています。水分がなくなる以外にも、意味があるのですね。

干支えとに関係している、十からなる総称のものをイメージして「十干じっかんと覚えておきましょう!🧐

じっ」は針の象形から成り立ったという話もありますが、書くことがカンタンなのでそこまで覚える必要はありませんね。

かん」は先がふたまたになっている武器の象形から、ふせぐことを意味して成り立ったという話があります。🧐

ちなみに五行の木火土金水と結び付けると、きのえみずのとなどの鬼滅の刃でも見るものになりますよ。

これもきのえからみずのとまで10個ありますが、上から2つずつ、木火土金水の5つと結び付けているため多少は覚えやすいものとなっています。

さらにこの5つは、(陽)と(陰)に分かれているそうですよ。

甲乙なら木と組み合わせてきのえきのとであったり、戊己ならつちのえつちのとのように、頭に木火土金水に関する読み方をいれてあげて、後ろには(陽)か(陰)を入れているようですね。🧐

フクロウ

とりあえず、10個あると覚えておこう!

十干の覚え方イメージ
組み合わせも、覚えておきましょう。

この言葉、どう使う?

  • 十干じっかんの二番目は乙、十番目は癸である。
  • 祖父は誕生日を干支で語り、そこには必ず十干じっかんの名が添えられていた。
  • 十干じっかんの循環は、古代の知恵の結晶である。

同じ読み方の熟語👀

  • 実感じっかん・・・実際に物事に接した時に得られる感じのこと。
ナヤミィ

何だか、たくさんあるなぁ・・・。

フクロウ

ちなみに、60年で十干十二支じっかんじゅうにしが1周して還ることから、還暦かんれきと呼ばれるみたいだよ。

まとめ

十干じっかん」は、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸こうおつへいていぼきこうしんじんきの総称なんですね。

干支えとに関係している、十からなる総称のものをイメージして覚えておきましょう!🧐

じっ」は針の象形から成り立ったという話もありますが、とてもカンタンに書けますよね。

かん」は先がふたまたになっている武器の象形から、ふせぐことを意味して成り立ったという話がありますよ。🧐

五行の木火土金水と結び付けると、きのえみずのとなどの鬼滅の刃でも見るものになるのですが・・・。

これもきのえからみずのとまで10個あり、上から2つずつ、木火土金水の5つと結び付けているため多少覚えやすいです。

この5つは、(陽)と(陰)に分かれているとのこと。

甲乙なら木と組み合わせてきのえきのとであったり、戊己ならつちのえつちのとのように頭に木火土金水に関する読み方をいれ、後ろには(陽)か(陰)を入れています。🧐