「虎嘯」の意味と読み方とは?ヒントは「ほえる」

虎嘯って、なんと読むのかな??

「虎嘯」はね、「こしょう」と読むんだよ。
虎嘯の意味
[名](スル)虎がほえること。英雄・豪傑が世に出て活躍することのたとえ。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
虎嘯はここに注意
「嘯」は1級の漢字なので、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
「嘯」の読み書きが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「虎嘯」の意味は、虎がほえることや英雄が世に出て活躍することのたとえなんだね。

虎がほえたら、確かに強そうな感じが出るけど・・・。

「嘯」の意味を間違えて覚えるとおかしな意味になるから、注意しておこう!
「虎嘯」の「虎」は他に「とら」とも読みますよね。意味は、
- トラ。または、たけだけしいものの例えに使う。「虎視」など
となっています。虎は格好良くもありますが、同時にたけだけしいため恐ろしくもありますね😖
「嘯」は他に「しつ・嘯く・嘯る」とも読みます。意味は、
- うそぶく。口をすぼめて声を出す。
- ほえる。うなる。「海嘯」など
- 声を長くひいて詩歌をうたう。「吟嘯」など
となっています。嘯くとは、とぼけて知らないふりをしたり、偉そうに大きなことを言ったり、口をすぼめて息や声を出すなどの意味がありますね。
虎が勇ましくほえている姿を、世に出て活躍する英雄に例えているイメージで「虎嘯」と覚えておきましょう!🐅
「虎」は少し覚えにくそうです。
まず「とらかんむり」という部首を書きましょう。
これは、「虎」の下にある「ル」の上にある部分のことです。
上の冠部分と、七が書いてある部分ですね。
その下に、「ル」をかいてあげましょう。
一応、虎の象形から成り立ったそうですよ。
「嘯」は部首である「口」に、「肅」となっています。
部首の「口」は、食べることや声を出すことなど、口の働きに関する字に主に使われますね。
「肅」は、つつしむことや厳しくする意味を持つそうです。
少し難しいですが、「粛」の下部分を「片」「一」「爿」に変更する感じで覚えておきましょう!
口から、衝撃が走るような厳しいことを言うように、ほえているイメージで「嘯」を覚えてはいかがでしょうか?🧐

「嘯」はほえる以外にも意味があるから、注意しておこう!

同じ読み方の熟語👀
多いので、ここでは7つのみ並べます。
- 孤掌・・・片方の手のひら。
- 扈従・・・貴人に付き従うこと。
- 故障・・・機械などが正常に働かなくなること。異議。
- 孤松・・・ただ1本生えている松のこと。
- 股掌・・・ももと手のひら。また、手足の働きをするもの。
- 呼称・・・名をつけて呼ぶこと。
- 古鐘・・・長い年月を経た釣鐘のこと。
「虎嘯」の熟語・ことわざ・慣用句
- 虎嘯風生・・・優れた才能を持つ人が、機会を得て奮起すること。
- 竜吟虎嘯・・・同じ心や考えを持った者は、相手の言動に気持ちが通じ合い、互いに相応じ合うということ。

嘯く方の意味だと、なんだか逆に弱く見えちゃうね。

一応、猛獣などがほえる意味もあるみたいなんだけど、何となくイメージがね・・・。
まとめ
「虎嘯」は、虎がほえることや英雄が世に出て活躍することのたとえなんですね。
虎が勇ましくほえている姿を、世に出て活躍する英雄に例えているイメージで覚えておきましょう!🐅
「虎」はまず「とらかんむり」という部首を。
下にある「ル」の上にある部分のことですね。
上の冠部分と、七が書いてある部分です。
その下に、「ル」をかいてあげましょう。
虎の象形から成り立ったみたいです。
「嘯」は部首の「口」に、「肅」です。
部首の「口」は、食べることや声を出すことなどの口の働きに関する字に主に使われますね。
「肅」はつつしむ、厳しくする意味を持つとのこと。
「粛」の下部分を「片」「一」「爿」に変更するイメージで覚えておきましょう!
衝撃が走るような厳しいことを言うように、ほえているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐