「辣腕」の意味と読み方とは？ヒントは「スゴ腕」

2024年4月15日

辣腕らつわんの意味

［名・形動］物事を躊躇 (ちゅうちょ) することなく的確に処理する能力のあること。また、そのさま。すごうで。敏腕。「—を振るう」「—な（の）弁護士」「—家」

出典　デジタル大辞泉（小学館）

辣腕らつわんはここに注意

「辣らつ」の部首の書き方に注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

漢字が少しだけ難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「辣腕らつわん」の「辣らつ」は他に「辣からい・辣きびしい・辣むごい」とも読みます。意味は、

• ピリッとからい。「辛辣しんらつ」
• きびしい。すごい。むごい。「悪辣あくらつ」など

となっています。部首が「辛しん」のため、辛からい意味が入っているのですね。🌶️

この漢字は、「辣韮らっきょう」にも使われています。

好きで食べている方もおおいですよね、このらっきょうの「らつ」の部分として、読み方を覚えておきましょう！

「腕わん」は他に「うで・かいな」とも読みますよね。意味は、

• うで。「扼腕やくわん」など
• うでまえ。「敏腕びんわん」など

となっています。上半身にある、うでのことですよね。💪

かなり優秀ゆうしゅうかつ厳きびしい辛からさを持つように、容赦ようしゃなく処理する腕前うでまえがあるイメージで「辣腕らつわん」を覚えてみてはいかがでしょうか？

ピリッとどころではないかも知れませんね・・・！

「辣らつ」は部首である「辛しん」と、「束そく」になっています。「辛しん」の書き方には、少し注意が必要ですね。🧐

「辛しん」は味がからかったり、罪つみに関する字におもに使われています。

そして「束そく」には、１つに纏まとめる意味がありますよね。

「辛しん」は、罪人に入れ墨をする針はりの形からできていると言われています。

罰ばっするために、束たばねられた数本の針はりで刺す。そうなれば、厳きびしい痛いたみがおそいかかってきますよね。

そこから、針はりで刺すような辛からさをイメージして「辣らつ」を覚えてみてはいかがでしょうか？🪡

「腕わん」は部首である「月」に、「宛えん」となっています。

「月」はここでは、部首の「にくづき」として使われているとのこと。

「にくづき」はもともと肉の字の象形で、肉や人体に関する字に使われます。肝臓かんぞうなどにも使われていますよね。

「宛えん」は曲げる、まるで。他に、あてはめるといった意味を持っています。

そこから、ある程度自由に曲げることができる体の部位として「腕わん」が成り立ったそうですよ。💪

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この言葉、どう使う？

• 彼は自分のために、その辣腕らつわんを振るう。
• 彼女は前にいた部署でも、辣腕らつわんを振るったという噂うわさがある。
• 親を凌駕りょうがするほどの辣腕家らつわんかであった。

「辣腕らつわん」の類語

正確かつ容赦ようしゃなく処理する能力がある、という意味の言葉が似ていますね。

• 有能ゆうのう・・・才能があること。
• 敏腕びんわん・・・物事を正確に、すばやく処理する手腕しゅわんのあること。
• 凄腕すごうで・・・普通ではできないようなこともやってのける手腕しゅわんの持ち主。

「辣腕らつわん」の対義語

「辣腕らつわん」は的確に処理する能力があることなのに対して、こちらはその能力がないことになります。

• 鈍腕どんわん・・・物事を処理する能力が劣おとっていること。

まとめ

「辣腕らつわん」は、的確に処理する能力を持つ、スゴ腕のことなんですね。

ピリッと辛からいように、容赦ようしゃなく処理する腕前うでまえがあるイメージで覚えてみてはいかがでしょうか？

ピリッとではすまないかも知れませんが・・・！

「辣らつ」は部首の「辛しん」と、「束そく」です。「辛しん」の書き方には、注意しましょう。🧐

「辛しん」は辛からい他に、罪つみに関する字にも使われています。「束そく」は、１つに纏まとめる意味を持ちますよね。

「辛しん」は、罪人に入れ墨をする針はりの形からできているとのこと。

罰ばつで、束たばねられた数本の針はりで刺される。となれば厳きびしい痛いたみがおそいかかってきます。

そこから、針はりで刺すような辛からさをイメージして覚えてみてはいかがでしょうか？🪡

「腕わん」は部首の「月」に「宛えん」で、「月」はここでは部首の「にくづき」として使われています。

「にくづき」はもともと肉の字の象形で、肉や人体に関する字に使われているとのこと。

「宛えん」は曲げる、という意味もありますよね。

そこから、ある程度自由に曲げることができる体の部位として成り立ったそうです。💪