「莞爾」の意味と読み方とは?ヒントは「ニコニコ」

莞爾って、なんと読むのかな??

「莞爾」はね、「かんじ」と読むんだよ。
莞爾の意味
[ト・タル][文][形動タリ]にっこりと笑うさま。ほほえむさま。「—として笑う」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
莞爾はここに注意
どちらも準1級の漢字なので、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
読み書きが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「莞爾」の意味は、にっこりと笑うさまなんだね。

そんなにいい笑顔なの?

「莞」を見ると、イメージしやすいかも知れない!
「莞爾」の「莞」は他に「い・むしろ」とも読みます。意味は、
- 植物の名。イグサ科の多年草。フトイ。カヤツリグサ科の多年草。
- むしろ。
- にっこりと笑うさま。「莞然」など
となっています。イグサの香りには、人をリラックスさせる効果があるそうですよ。
「爾」は他に「に・なんじ・爾の」とも読みます。意味は、
となっています。書き方だけではなく、意味も面白いものとなっていますね!
リラックスしているので、ほほえんでいる良い感じの状態をイメージして「莞爾」と覚えてはいかがでしょうか?😊
「莞」は部首である「くさかんむり」に、「完」となっています。
部首の「くさかんむり」は、草花の種類や状態など、草花で作られたものなどに関する字に主に使われますよ。
「完」は、欠けている所がない、まっとうするという意味がありますよね。
「莞」はフトイのことであり、古名は九十九だそうです。
九十九に「くさかんむり」の「一」を足して、百になり植物として完成したイメージで「莞」を覚えてみても面白そうですね。🧐
「爾」の部首は「爻」で、交わる意味を持ちます。
「一」の下に「八」があり、そこに「丨」があるように見えますね。
ちなみに「丨」は、上下につき通す意味を持ちますよ。
「冂」という遠いさまを意味する漢字の中には、部首の「爻」が2つあります。
「一」の下に「丨」を取り付けて、さらに「八」を付けてカサのようにしましょう。
そのまま「丨」で貫通するように「冂」を書き、この中の左右に「爻」を書きます。
カサの下、「冂」の中で2人が交流しているイメージで「爾」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
同じカサに入っているのであれば、相手を「おまえ」などのように遠慮なく呼び合う親しい間柄であるイメージもできそうですよね。🧑🤝🧑

リラックスできると、笑顔になるよね。

この言葉、どう使う?
- 莞爾として笑う。
- 彼は、大きな口で莞爾した。
- 彼は莞爾と笑い、こちらに近づいてきた。
「莞爾」の類語
にっこり笑うさま、という意味の言葉が似ていますね。
- 嫣然・・・にっこりほほえむさまで、美人が笑うさまにいう。
- 破顔・・・顔をほころばせて笑うこと。
- 微笑・・・ほほえむこと。
同じ読み方の熟語👀
多いので、ここでは7つのみ並べます。
- 監事・・・団体の庶務をつかさどる役。
- 幹事・・・会などの世話役。業務を中心となり担当する役。
- 寛治・・・平安後期、堀河天皇の時の年号。
- 閑事・・・無用のこと。
- 冠辞・・・ある語の前にあり、その語を修飾する言葉。
- 官事・・・役所の仕事。
- 甘辞・・・人の気に入るような口先だけのうまい言葉。

「莞」は草だったのか・・・!

実際には、太藺はカヤツリグサ科みたいなんだけどね。
まとめ
「莞爾」は、にっこりと笑うさまなんですね。
リラックスしているので、ほほえんでいる良い感じの状態をイメージして覚えてはいかがでしょうか?😊
「莞」は部首の「くさかんむり」に、「完」です。
部首の「くさかんむり」は、草花で作られたものなどに関する字に主に使われますよ。
「完」は、欠けている所がない、まっとうするという意味があります。
「莞」はフトイのことであり、古名は九十九だそうですよ。
九十九に「くさかんむり」の「一」を足して、百になり植物として完成したイメージで覚えてみても面白そうですね。🧐
「爾」の部首は「爻」で、交わる意味を持つとのこと。
「一」の下に「八」と、上下につき通す意味を持つ「丨」があるように見えます。
「冂」という遠いさまを意味する漢字の中に、部首の「爻」が2つありますね。
「一」の下に「丨」を取り付けて、さらに「八」を付けてカサのようにします。
そのまま「丨」で貫通するように「冂」を書き、この中の左右に「爻」を書きましょう。
カサの下、「冂」の中で2人が交流しているイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
同じカサに入っているなら、相手を「おまえ」などのように遠慮なく呼び合う親しい間柄であるイメージもできますからね。🧑🤝🧑